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汎用JPドメインの移管手順は?移管完了まで何日必要?実体験です。
汎用JPドメインのドメイン移管は手順が.com/.netドメインなどと違います。
この記事では、汎用JPドメインをドメイン移管する時の手順をご紹介します。
- 汎用JPドメインと.com/.netドメイン移管は何が違う?
- 汎用JPドメインの移管手順は?
- 汎用JPドメインの『登録者番号』って何?
- 汎用JPドメインの『登録者番号』の調べ方は?
.jpドメインと.com/.netドメインは移管の手順は違います。
.com/.netドメインの場合、ドメイン移管時に移管元でAuthcodeを取得して、移管先ではAuthcodeを入力します。
汎用JPドメインの場合はAuthcodeはありません。移管元で特になにもせず、移管先でドメインの登録者番号を変更します。
汎用JPドメインのドメイン移管手順
汎用JPドメインは、『レジストラ(指定事業者)』と『登録者番号』の組み合わせで管理されています。
登録者番号とは、汎用JPドメイン名の登録申請を行う場合に必要な「REG-xx-xxxx-xxxx」形式の管理番号です。
汎用JPドメインの移管を行う際には、Authcodeではなく『登録者番号』の情報が必要になります。
①移管元での作業
移管元で行う作業は特にありません。
②移管先での作業
移管先で汎用JPドメインの『登録者番号』と移管後の『公開連絡窓口番号』を入力してドメイン移管申請をします。
Whois情報公開代行の場合は、移管後の『公開連絡窓口番号』は移管後レジストラの『公開連絡窓口番号』になります。
Whois情報公開代行しない場合は、移管後レジストラに『公開連絡窓口番号』を登録する必要があります。
通常は、Whois情報公開代行を選ぶと思いますので、必要なのは、jpドメインの『登録者番号』だけです。
③移管元での作業
移管先から移管元にドメイン移管の申請があったことが伝わると、ドメイン移管の承認メールがドメイン管理者に届きます。
承認メールは、移管申請⇒JPRSが処理(1週間~10日)⇒承認メール発送になります。結構時間がかかりますので焦らず待ちましょう。
ドメイン移管を承認すると、数時間でドメイン移管が完了します。
ムームードメインに汎用.jpドメインを移管する手順
①ムームードメインにログインして、指定事業者の変更をクリック
ムームIDでムームードメインにログインします。

②指定事業者の変更を行います
登録者番号を入力します。
登録者番号検索を使うと、ドメイン名から登録者番号を検索できます。

③ドメイン移管の承認を行います
移管元のドメイン管理者メールアドレスに、移管元のレジストラからドメイン移管の承認メールが届きます。その承認を行うと、ドメイン移管が始まります。
ドメイン管理者への承認メールは、移管申請から10日前後経たないと届きません。
④ドメイン移管が行われます
ドメイン移管の承認メールの承認すると、ムームードメインにドメインが移管されます。
ムームードメインの場合は、汎用JPドメインの移管費用は『0円』でした。
ドメイン移管を承認してから、数時間後にドメイン移管が完了します。
まとめ
汎用JPドメインを長年使用している人にとっては慣れた用語かもしれません。初めて汎用JPドメインを使う場合には用語や仕組みが違うので混乱すると思います。
この記事はムームードメインに汎用JPドメインを移管する場合を例にご説明しましたが、他のレジストラへの移転でも同じ手順のはずですので、汎用JPドメインを移管する場合は参考になると思います。
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