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ドメイン移管 キャンペーンで更新費用を賢く節約!これ悪用厳禁です

ドメイン管理業者にとって、他社からドメイン移管してもらうことは、ドメイン登録数が増え収入増加につながります。
一般的に、他社からドメイン移管してくるユーザーは、移管先のドメイン管理業者から優遇されます。
ドメイン移管実施の際には、ドメインごとに設定されている移管費用が発生し、移管費用の支払い先は移管先になります。
ドメイン移管実施後は、更新期限が1年延長され、移管費用が実質無料になる優遇措置が一般的です。
更に、新規顧客を取り込むため、ドメイン事業者は戦略的に移管費用を更新費用よりも安く設定することで、見かけ上移管後の1年分の更新料金を安くするということも行われます。
ドメイン事業者がドメイン登録料金を異常に安くするのと同じく、ドメイン移管費用も更新料金より安くすることで、ドメイン事業者は顧客に利益を与えて自社のドメイン登録数を増やそうというわけです。
実は、ドメイン価格には卸原価とICANNの手数料が含まれますので、その比率が高いため、ドメイン事業者はドメイン価格を設それほど安くできません。
異常に安いドメイン登録料金や移管費用は、ドメイン利用者にとってはボーナスであり、ドメイン管理事業者にとっては赤字のサービスになります。
この記事では以下の疑問にお答えします!
- ドメイン移管費用が安いと何が嬉しいのか?
- なぜ、ドメイン移管費用が1円や無料になるのか?
- ドメイン移管をすると本当に得なのか?
ドメイン移管費用 無料・1円キャンペーンの裏側
お名前.comは使いやすさの評判は悪かったのですが、更新費用も最安レベルだったため、シェアはNo1になりました。
今までは、ドメインが異常に安いのは新規取得する時だけで、ドメイン移管費用は更新費用と比べてそれほど安くないのが一般的でした。
ところが、レンタルサーバー国内シェアNo1のXserverがドメイン移管費用1円キャンペーンを始めたのです。
そのキャンペーンの威力はすざまじく、お名前.comからXserverへドメイン移管した人が大幅に増える結果となりました。
それに危機感を覚えたお名前.comは、Xserverからお名前.comへのドメイン移管費用を無料、更に更新期限を1年追加するキャンペーンを始めました。
お名前.comのキャンペーンが破格なのは、更に1年追加されて実質2年分の更新料金が無料になるキャンペーンとなっています。
Xserverを指定してキャンペーンを打っていますので、明らかにXserverからユーザーを奪おうとしています。
移管費用が異常に安いキャンペーンが行われているのは、お名前.comとXserver Domainのシェア争いが激化しているためです。
シェア争いが激化している今こそドメイン移管すべき
実は、お名前.comもXserver Domainもドメイン更新料金は国内最安レベルでそれほど違いが無く、移管費用が極端に安くなければ、ドメイン移管する積極的な理由はあまりありません。
しかし、今は違います。
お名前.comとXserverのドメイン登録数のシェア争い、顧客の取り合いが激化し、どちらもキャンペーンをしていて、1円とか無料でドメイン移管できます。
現在行われているキャンペーンを利用し、ドメイン移管すれば1円以下でドメイン更新出来るのと同じですから、これはやらない手はありません。
Xserver Domain以外で登録したドメインはXserver Domainに移管

お名前.comやムームードメイン、Value Domainなどのドメイン登録事業者で取得し、管理しているドメインがある場合は、Xserver Domainにドメイン移管しましょう。
実質、更新料金が1円になります。
\ 詳細はコチラ /
.com/.netなどのgTLDドメイン
Authcodeを入手して、Xserver Domainにドメイン移管しましょう。
移管手続きは簡単です。
属性型.jpドメイン
Authcodeは不要です。
Xserver Domainにドメイン移管しましょう。
移管手続きは簡単です。
Xserver Domainで登録したドメインはお名前.comに移管

Xserver DomainやXserverで取得したドメインがある場合は、お名前.comにドメイン移管しましょう。
実質0円で、2年分の更新料金が無料になります。
\ 詳細はコチラ /
.com/.netなどのgTLDドメイン
Authcodeを入手して、お名前.comにドメイン移管しましょう。
移管手続きは簡単です。
属性型.jpドメイン
Authcodeは不要です。
お名前.comにドメイン移管しましょう。
移管手続きは簡単です。
まとめ
XserverがICANN認定レジストラのネットオウルを傘下に収め、XserverがXdomainを始め、現在はXserver Domainと名前を変えました。
Xserverが好調なレンタルサーバーだけでなく、ドメイン事業にも本腰を入れてシェアを取りに来たため、お名前.comの一人勝ちの状況が変わり始めました。
この戦いはしばらく続くと思いますので、定期的にキャンペーン合戦が行われることでしょう。
ドメイン移管できる条件を満足しているならば、お名前.comとXserver Domainの間で何度もドメイン移管することで更新期間を延ばすという荒業も出来ると思います。
ドメイン移管から60日経てば、再度ドメイン移管ができます。
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