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お名前.comへのドメイン移管は止めておけ!致命的なデメリットあり

お名前.comはXserver系(XserverおよびXserver Domain)からのドメイン移管無料キャンペーンをしています。
このドメイン移管キャンペーンに乗せられて、お名前.comに移管してしまうと損します。
お名前.comはWhois情報公開代理が有料です(例外あり)
Whois情報公開代行1ドメインにつき 1,078円/年(税込)
お名前.comは、新規ドメイン取得の場合はWhois情報公開代行は無料ですが、それ以外の場合は年額の費用がかかります。
- 新規ドメイン取得時にWhois情報公開代行を有効化せずに、その後に有効化する場合は有料
- ドメイン移管されてきたドメインについてもWhois情報公開代行を有効化する場合は有料
ドメイン移管時はWhois情報公開代理を無効にする必要あり
国内のドメイン事業者の場合、Whois情報公開代行のままだとドメイン移管はできません。
ドメイン移管時は、Whois情報公開代行を無効にしてからドメイン移管します。
引き続き、ドメイン移管先でもWhois情報公開代行を有効にする場合は、移管先で再度有効化する必要があります。
お名前.comのドメイン移管キャンペーンはお得ではない
移管したドメインはWhois情報が公開された状態で移管されます。
お名前.comに移管したドメインを再度、Whois情報公開代理を有効にする場合は有料になってしまいます。
Whois情報公開代理は毎年課金で実質コスト増になる
Whois情報公開代理は1度きりの課金ではなく、年額で毎年課金されます。
ドメイン更新料の他にWhois情報公開代行料金も掛かるようになります。
移管費用無料+更新料2年無料というドメイン移管キャンペーンを見て、他のドメイン事業者からドメイン移管を行ってしまうと、Whois情報公開代理の料金が毎年掛かるようになります。
そうなってしまうと、お名前.comに移管したドメインのランニングコストは、他のドメイン事業者よりも圧倒的にコスパが悪くなります。
他のドメイン事業者への移管はすぐには出来ない
ドメイン移管は次にドメイン移管するまで60日間の縛りがありますので、お名前.comからすぐに再度別のドメイン事業者へ移管することもできません。
ドメイン登録、前回の移管申請から60日経過していない | 不正な移管を防ぐため、不受理とします。60日経過後に移管申請を行ってください。 |
再度移管が出来るタイミングまで、Whois情報公開代理を有効化せずに個人情報を晒しておくか、耐えられなければ料金を支払ってWhois情報公開代理を有効化する必要があります。
まとめ
お名前.comのドメイン移管キャンペーンの裏にはこのような罠があったのです。
お名前.comにドメイン移管するのであれば、同じGMO系列のValue Domainの方がおススメです。
Value Domainもお名前.comと同じ条件(Xserver系からの移管のみ対象)でキャンペーンを行っております。
ただし、移管費用は無料ですが、更新期間の2年延長はありません。
Value DomainはWhois情報公開代理は無料です。
Xserver系からドメイン移管を検討しているのであれば、お名前.comは絶対に選んではいけません。
Value Domainにしましょう。
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