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ConoHa WINGへお名前.comからjpドメインを移管した時の手順

お名前.comで管理していたjpドメインをConoHa WINGにドメイン移管しました。
今までドメイン移管した時と少し状況が違いましたので、メモしておきます。
ConoHa WINGはjpドメインは無料ドメインにはならない
ConoHa WINGは無料ドメインが使えます。
ConoHa WINGの無料ドメインにはjpドメインが含まれていません。
ドメイン移管する場合は、移管手数料を支払う必要があります。
移管費用は、3,058円(税込み)です。
ConoHa WINGは、お名前ドットコムやXserverドメインと比べるとjpドメインの維持費は安いです。

ConoHa WINGにドメイン移管できないケース
- ドメイン取得・移管から60日以内の場合(.jpドメインを除く)
- 残りの登録年数が9年以上の場合(.jpドメインを除く)
- ドメイン更新期限日まで14日以内の場合(.jpドメインを除く)
- ドメイン更新期限日まで30日以内の場合(.jpドメインのみ)
- ドメインが現レジストラまたはレジストリにてロックされている場合
- 現在のレジストラがConoHaの場合
- ConoHaへの移管が可能なドメインの種類でない場合
jpドメイン移管特有の注意事項
Whois公開代理のOFFとドメイン移管ロックの解除は必須です
日本の場合、Whois情報公開代理のままドメイン移管することができません。
移管前に移管元で必ずWhois情報公開代理をOFFにします。
また、ドメイン移管ロックが掛かっている場合も必ずOFFにします。
jpドメインはWhois情報とドメイン移管時の申請者情報が一致していないとダメ
ConoHa WINGにjpドメインを移管する時に、変な制限があります。
jpドメインを移管する場合、Whois情報とドメイン移管時の申請者情報が一致していないとドメイン移管に失敗するということです。
Whois情報というのは、ドメイン移管前に設定されているWhois情報です。
ドメイン移管時の申請者情報というのはConoHa WINGでドメイン移管申請時に入力する情報です。
この2つが一致していないとドメイン移管に失敗します。
これは、公式のヘルプにも書かれている内容になります。
汎用JPドメインのWHOIS情報につきましては、「登録者情報」と「公開連絡窓口情報」があり、
https://support.conoha.jp/w/whoischeck-jp/
移管申請時にご申請いただいた情報と「登録者情報」および「公開連絡窓口情報」に相違が
ある場合、移管申請が不受理になります。
結局どうすればいいかというと、既に設定されているWhois情報が管理業者のものだった場合は、管理業者の情報でドメイン移管申請をしなければ不受理になるということです。
jpドメインの移管に指定事業者番号は不要?
jpドメインの移管の場合、指定事業者番号が必要になることがありますが、ConoHa WINGの場合は不要でした。
ドメイン単位で指定事業者を移す『移転』手続きだったからだと思います。
汎用JPドメインについて
汎用JPドメインは、ドメイン単位で指定事業者を移す「移転」手続きと、登録者番号単位で指定事業者を移す「指定事業者変更」手続きの2種類がございます。
「指定事業者変更」で移管(転入)する場合は、登録者番号に登録されている全てのドメインが対象になります。
https://help.sakura.ad.jp/domain/2283/
ドメイン単位での移管(転入)を希望される場合は、「移転」にてお申込みください。
ConoHa WINGへドメイン移管完了までの日数は?
jpドメインは移管が早いので、承認メールを承認すれば、1日でドメイン移管が完了します。
まとめ:移管が終わったらWhois情報を忘れずに変更する
Whois情報が管理業者のもののまま移管してしまった場合は、かならずWhois情報を自分のものに変更しましょう。
そうしないと、1週間後ぐらいにClient Holdになってドメインが使用停止になります。


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