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Whois情報の英語表記が修正しても不正確と言われる!?確実な表記方法は?

ドメイン登録では、Whois情報の入力が必須で、Whois情報は正確である必要があります。
ドメイン登録時にはWhois情報は自動で入力されるので情報の正確性は問題になることは無いのですが、ドメイン移管する時にWhois情報が不正確だといわれることがあります。
この記事では、Whois情報の英語表記の正解は何?、自動で英語にしてくれるサービスはあるのか?についてまとめていきます。
Whois情報が不正確と言われるタイミングと内容
それはjpドメイン以外の.com/.netなどのgTLDドメイン移管時です。
ドメイン移管では、Whois情報公開代行をOFFにしないとドメイン移管できないため、Whois情報公開代行をOFFにすると、Whois情報が自分の情報に入れ替わります。
その時点で不完全と判定されることが多いです。
gTLDドメインではWhois情報は英語で入力されている必要があります。
一番引っかかるのは住所の英語表記です。
Xserver⇒Value Domainにドメイン移管する時にWhois情報が不正確と言われた
Whois情報が不正確と言われるは、移管元ではなく、移管先の受け入れのタイミングです。
Xserver⇒Value Domainにドメイン移管する時に、Value Domain側でXserver側のWhois情報が不正確だと言われました。

住所を英語に変換してくれるサイトは使えるのか?
日本語の住所を英語表記に変換してくれるJuDressというサイトが有名です。
このサイトは都道府県の英語表記がWhoisに対応していません。
×埼玉県⇒Saitama ken
と変換されます。
Whoisで必要な表記は、
〇埼玉県⇒Saitama
です。
Whois情報の住所で引っかかりやすいポイント
都道府県は”ken”は付けない
北海道のことを考えるとわかるのですが、hokkaidoです。
hokkai-doとはしませんよね。
東京は東京都ですが、tokyoであって、tokyo-toではないです。
だから、
saitama-kenやsaitama kenではなく、
saitama
と書きます
番地は省略できない
111-1番地という場合は、省略しないで入力します。
住所の最後に数字が書かれていないとWhois情報が不正確という指摘を受けます。
Whois情報の英語表記はコレが正解
Whois情報は海外仕様の仕組みなので、日本の住所を英語表記で入力するときにトラブルになることが多いです。
以下の例を見れば、自分の住所の場合にどう書けばいいかわかると思います。
例)「南船場4-10-5 南船場SOHOビル702号室」の場合
町村:Minamisemba
Address 1 House Number:4-10-5
建物名など:702 Minamisenba SOHO Bldg
例)「千代田1-1」の場合
町村:Chiyoda
Address 1 House Number:1-1
例:区が含まれる住所
東京都千代田区永田町1丁目7−1
都道府県:Tokyo
市・区:Chiyoda-ku
町村:Nagata-cho
Address 1 House Number:1-7-1
建物名など:
例:市・区が含まれる住所
神奈川県横浜市中区本町6丁目50番地の10
都道府県:Kanagawa
市・区:Naka-ku Yokohama-shi
町村:Hon-machi
Address 1 House Number:6-50-10
建物名など:
例:郡が含まれる住所
栃木県河内郡上三川町しらさぎ1丁目1−1
都道府県:Tochigi
市・区:Kawachi-gun
町村:Shirasagi Kaminokawa-machi
Address 1 House Number:1-1-1
建物名など:
例:条丁目が含まれる住所
北海道札幌市中央区北1条西2丁目
都道府県:Hokkaido
市・区:Chuo-ku Sapporo-shi
町村:Kita1jonishi
Address 1 House Number:2
建物名など:
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