この記事は約4分で読めます。
本文は約2541文字です
【2023年最新】Jimdoサイトを外部独自ドメインと接続する手順

WixとJimdoはWordpress以外でサイト制作できるCMSとして一定の需要があるサービスです。
WixやJimdoは有料プランを使えば独自ドメインと接続することも可能なので、ブログ記事を多く書かないコーポレート等のサイトではWixやJimdoでサイト制作してもWordpressで制作したサイトのと違いはありません。
この記事では、Jimdoで作ったサイトを独自ドメインと接続する時の手順をご紹介します。
Jimdoサイトを外部ドメインと接続する方法は2つある
- ネームサーバーを切り替える
- CNAMEレコードを設定する
①ネームサーバーを切り替える
jimdoのネームサーバーを独自ドメインと連携する方法です。
ns1.jimdo.com
ns2.jimdo.com
ドメイン管理画面でネームサーバーの指定を上記の2つに変更すればいいわけです。
この方法は、簡単ですが欠点があります。
- DNSレコードがjimdoのものになり、既存のDNSレコードは消えるため、再設定が必要になることあがる。
- jimdoのDNSレコードは設定できない項目がある。
DNSレコードに独自の設定を行っている場合は、この設定は使えません。
②CNAMEレコードを設定する
ネームサーバーをjimdoのものに切り替えずに外部ドメインを連携する方法として、CNAMEレコードを設定する方法があります。
jimdo以外のサービスで独自ドメインのメールアカウントを利用している場合などは、DNSレコードをjimdo以外で管理する必要があります。
CNAMEレコードに、jimdoのサイトを追加するだけなので、DNSレコードの編集する手間はありますが、簡単です。
www.取得済みドメイン名 CNAME web.jimdosite.com
jimdoサイトに独自ドメインを割り当てる時のハマりポイント
- 過去の情報がネットに転がっていて古い
- 時間がたっても独自ドメインに接続できない
- 301リダイレクトが必要なので最悪サーバーが必要
①過去の情報がネットに転がっていて古い
古い記事だと、CNAMEとAレコードを設定するように書かれているが、実はAレコードは必要無い。
CNAMEレコードだけでよい。
Aレコードが不要になった経緯については以下の理由があります。

②時間がたっても接続できない
jimdoに独自ドメインを割り当てて、DNSレコードなどの設定を行っても独自ドメインと接続できない場合は、一度独自ドメインの接続を削除します。
例えば、DNSレコードを間違って設定した結果、独自ドメインが接続できない場合、その後、DNSレコードを修正しても独自ドメインが接続できないことがあります。
再度接続することで解決します。
③301リダイレクトが必要なので最悪サーバーが必要
jimdoの独自ドメイン割り当ては、wwwのサブドメインに対してのみ割り当てられます。
www無しのドメインに対しては、Aレコードのサイトに接続しに行きますので、jimdoのサイトが表示されません。
これは、Aレコードの設定をしなくなった弊害とも言えます。
このための解決策は公式サイトに記載があります。
- Aレコードでjimdoのサイトをポイントする
- 301リダイレクトする
- ALIASレコードを使う
Aレコードでjimdoのサイトをポイントする方法は、過去にトラブルが発生しており、公式サイトでは非推奨になっています。
wwwなしからwwwありに301リダイレクトする方法は、.htaccessを使うので独自ドメインが割り当てられたサーバーが必要になります。
ALIASレコードを使えるのであれば、DNSレコードレベルでリダイレクトできるので、サーバーは必要ありません。ただし、ALIASレコードが使えるDNSサーバーはそれほど多くありません。
利用者が多いお名前.comではALIASレコードを使用できません。
ムームーDNSやCloudflareは使用できるようです。
事例:Jimdoにお名前.comのドメインを割り当て、さくらサーバーのメールを使う
すでにさくらサーバーでメール運用している独自ドメインをjimdoサイトに割り当てた時の作業内容です。
- DNSサーバー
- お名前.comのDNSサーバーを使う
- さくらサーバーのDNSレコードをお名前のDNSレコードにコピー
- jimdoのCNAMEを追加
- SSL化解除
- wwwなしのみのSSLに変更
- リダイレクト
- wwwにリダイレクトをコンパネで設定
Jimdoで独自ドメインを使う方法のまとめ
DNSレコードを気にしない場合は、jimdoのネームサーバーに切り替えればよいです。
既に独自ドメインメールなどを使っていて、DNSレコードに意味がある場合は、CNAMEレコードの追加で対応することになります。
DNSレコードを編集できないタイプのDNSサーバーの場合は、DNSレコードが編集できるDNSサーバーを利用しなければなりません。
例えば、お名前.comの無料DNSサーバーなど。
さらに、外部DNSサーバーを使う場合、ALIASレコードを使えないタイプの場合は、リダイレクトするためにサーバーが必要になりますので、このリダイレクトが一番ネックになると思います。
コメント