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ドメインが名前解決できない原因はネームサーバーの指定間違いかも?
突然、ドメイン名前解決できなくなったことがありました。
DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN
というやつです。
DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN は、DNS がドメイン名またはアドレスの解決に失敗したときに発生するエラーです。これは、ドメイン ネーム システム (DNS) がドメイン名を実際の Web サーバーに接続できないときに発生します。NXDOMAIN 部分は、Non-Existent Domain を表します。
https://kinsta.com/knowledgebase/dns_probe_finished_nxdomain/
この表示は、ドメインが使用できない時に表示されるものです。
ドメインを更新していない、もしくは、何らかの理由で利用停止になった時によく出てきます。

しかし、今回のケースはそれに当てはまりませんでした。
ネームサーバーの指定を間違えてDNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAINになった
オンラインのDNSレコードのチェックでも、NSレコードが取得できず、当然Aレコードも取得できない状態。
オンラインのDNSレコードのチェック

ドメインが使えなくなっているように見えました。
しかし、ドメインの有効期限は残っており、ドメインも利用停止(Client Hold)になってない。
ところが、Whois情報を確認するとNSの情報が別のサーバーになっていました。
ネームサーバーの指定を間違えると、なぜドメイン利用停止と同じ状態に見えるのか?
ネームサーバーの指定を間違っていた場合、間違った先のサイトに接続しに行くのではないか?と思うかもしれません。
ネームサーバーにそのドメインが登録されるのは、レンタルサーバーにドメインを追加した時です。
それを行わない状態では、ネームサーバーはそのドメインの名前解決を行いません。
つまり、間違って指定したネームサーバーにはDNSレコードが存在せず、ドメインの名前解決する情報が無い状態になります。
ですので、名前解決できない状態に陥りました。
この間違いは、外部からだとなかなか気が付けません。
まとめ
もし、独自ドメインがDNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAINとなり、DNSレコードが取得できない状態になっている場合には、まずは、whoisのネームサーバー情報が正しいものであるか確認しましょう。
DNSレコードをチェックするだけではなく、whois情報のネームサーバー情報も確認するのが大事だなと感じた事例でした。
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