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ドメインが急に使えなくなった!ドメイン登録情報の正確性認証とは?
新規でドメイン登録し、サイトを公開して毎日記事を更新。しかし、2週間ぐらいすると突然サイトに繋がらなくなることがあります。
特に初めてサイトを運営する人によくある現象です。
サイトが表示できなくなって色々考えると思います。サーバーが落ちた?Wordpressが壊れた?サイトが改ざんされた?とか。
結論から申し上げます。
サイトを公開した直後やドメイン移管した直後に発生したなら、原因は『ドメイン登録情報の正確性認証を行っていない』です。
この記事では、サイトが表示できなくなった後にドメイン登録情報の正確性認証を行う方法について分かりやすく説明していますので、サイトが表示できなくなって困ってる方は是非ご覧ください。
ドメイン登録情報の正確性認証とは?
ドメインを取得すると、ドメインのWhois情報に設定されているメールアドレスが正しいかどうかを確認するメールが送らてきます。
ドメイン管理組織であるICANNが決めた規則なので、ドメイン登録事業者によらずドメイン取得すると必ず確認メールが届きます。
メールに記載のURLをクリックするだけで認証できます。
ちなみにICANNとは、ドメインを管理している総本山で、ドメイン事業者はICANNのルールに従います。
ICANN(英語: Internet Corporation for Assigned Names and Numbers、アイキャン)は、 インターネットの名前空間に関するいくつかのデータベース(と識別子)の維持管理と方法論の調整、ひいてはネットワークの安定的かつセキュア(安全)な運用の確保に責任を負う非営利団体
https://ja.wikipedia.org/wiki/ICANN
ドメイン登録情報の正確性認証を行わないとどうなる?
ドメイン登録情報の正確性認証を行わない場合、Whois情報のメールアドレスが正確ではないと見なされます。
結果、ドメイン使用停止になります。
ドメイン使用停止になると、ドメインに接続できなくなり、サイトも表示できなくなります。
ドメイン登録当初は認証しないでもしばらく使えます。ドメイン登録情報の正確性認証が必要なことを知らない人は、メールのリンクをクリックせず、ドメインが使用停止になるケースが多いです。
ドメイン事業者から多くのメールが届きますので、メールが見落とされたり、迷惑メールになってそもそも見ていなかったということが起こります。
15日以内に確認作業をされない場合は、ドメイン利用停止になります。
ドメイン使用停止になったかどうかを確認するには?
Whois情報を確認すると、ドメインの状態を確認できます。
Whois情報の確認は、『お名前.comのWhois情報検索』で確認するのが簡単です。
もし、Activeであればドメイン使用停止ではありません。サイトが表示できないのは別の理由があります。
ドメイン登録情報の正確性認証のメールが届いていない時は?
登録メールアドレスが正しくない可能性があります。
メールアドレスが正しいかドメイン事業者の管理画面で、Whois情報の登録情報を確認します。
メールアドレスが正しい場合は、迷惑メールに届いている可能性もあります。
ドメイン事業者からくる認証メールは件名(Subject)が決まっています。メーラーでキーワード検索するといいでしょう。
各ドメイン事業者のメールの内容
お名前.com
件名:【重要】[お名前.com] ドメイン 情報認証のお願い
送信元:verification-noreply@onamae.com
宛先:Whois情報の登録者メールアドレス宛
ムームードメイン
送信元メールアドレス verification-noreply@onamae.com
送信先メールアドレス ドメインのWHOIS情報に登録されている「登録者情報メールアドレス」
件名:【重要】[ムームードメイン] ドメイン 情報認証のお願い
ValueDomain
件名:【重要】[バリュードメイン] ドメイン 情報認証のお願い
ドメイン登録情報の正確性認証のリンクが期限切れだった
メールアドレスの認証URLは、15日間しか有効期限がありません。
サイトが表示できなくなって、気が付いた時には期限切れになっていると思います。
当たり前ですが、ドメインが使用停止になっているわけですから、認証期限は過ぎているわけです。
認証メールは再送できますのでご安心を。
各事業者のドメイン管理画面にログインすると、認証メールの再送ボタンがありますので、そちらからもう一度メールを送ることで新しい認証メールが届くようになります。
認証メールの再送方法
お名前.com
ムームードメイン
- コントロールパネルにログインします。
- サイドメニュー「ドメイン操作」>「未認証ドメイン一覧」をクリックします。
- 未認証ドメインがある場合は、対象ドメイン名と対象のメールアドレスが表示されます。
ValueDomain
whois情報のメールアドレスを他のものに変更すると、再度認証メールが届きます。
まとめ
新規にドメイン取得して、突然サイトが表示できなくなったらドメインの認証を疑いましょう。
- Whoisでstatusを確認⇒client Holdかどうか
- 認証メールを探す⇒whoisのメールアドレスが正しいかどうか
- 認証メールが期限切れだった場合は、管理画面から認証メールを再送
- 認証メールが届いてなかったら、whoisのメールアドレスを変更
- ドメイン認証を完了

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