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画像で簡単解説!お名前.comからドメイン移管する全工程
お名前.comは、ユーザーに追加オプションを執拗に勧めてきたり、ユーザーが解約しにくいようなインターフェースになっています。
そのため、他のドメイン事業者とは異なるトラブルで悩まされることがあります。
この記事では、お名前.comからドメイン移管するときに失敗する原因と、ドメイン移管が正常に完了する時の一連の手続きについてまとめています。
この記事を読むことで、初心者の方でも、お名前.comからのドメイン移管作業がストレスなく、スムーズに行えるようになります。
お名前.comからドメイン移管に失敗する原因
素直に、お名前.comから他のドメイン事業者にドメイン移管しようとすると、お名前.comにドメイン移管を拒否されることが多いです。
移管先でドメイン移管を申請すると、数日すると移管先から『ドメイン移管未完了のお知らせ』なるものが届きます。
ドメイン移管が拒否される一般的な要因
- ドメインの期限が切れている場合
- ドメインの期限が7日以内に切れる場合
- 移管元ドメイン登録業者でドメイン登録を行ってから60日以上経過していない場合
- 認証鍵が必要なドメインの移管申請にて、認証鍵が異なる場合
(MITキーやレジストリキーなどのご入力では移管に失敗します) - 移管元ドメイン管理業者が移管を認めていない、またはレジストラロックを解除していない場合
(移管前に移管元ドメイン管理業者に必ずお問い合わせ下さい) - ドメイン公開データベース(WHOIS)にドメイン登録者連絡先( registrant contact )として
自分のメールアドレスが登録されていない、
または、そのメールアドレスでメールを受信できない場合 - 移管承認の英文メールを期日までに承認していない場合
お名前.comのWhois情報公開代理を必ずOFFにしないといけない
お名前.comにドメインを移管する(IN)時、お名前.comからドメインを移管する(OUT)時のどちらもWhois情報公開代行設定をOFFにした状態で移管手続きを進める必要があります。
お名前.comのWhois情報公開代行設定をOFFにする手順
お名前.comからドメイン移管が完了するまで
.com/.netなどのgTLDドメイン
gTLDドメインの場合は、承認メールが2通届きますので、期限内に2つとも承認しましょう。
移管先のドメイン事業者から
【重要】xxx.com のトランスファー申請に関するご案内
というメールが届きます。
承認URLをクリックして、ドメイン移管を承認します。
お名前.comから
【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡 xxx.com
というメールが届きます。
承認URLをクリックして、ドメイン移管を承認します。
.jpなどの属性型jpドメイン
jpドメインの場合は、指定事業者を変更するだけなのでgTLDのドメイン移管手続きとは、手順が違います。
お名前.comから
【重要】トランスファー申請に関する確認のご連絡 xxxx.jp
というメールが届きます。
承認URLをクリックして、ドメイン移管を承認します。
ドメイン移管が完了すると、ドメイン移管先から、
ドメイン移管完了のお知らせ(xxxx.jp)
というメールが届きます。
まとめ
Xserver Domainのドメイン移管費用1円キャンペーンの影響で、ドメイン登録者数No1のお名前.comから他のドメイン管理業者(特にXserver Domain)へのドメイン移管は今後増えると思います。
この記事を参考に、お名前.comからドメイン移管をストレスなく実施してください。
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