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ロリポップで500エラー、原因はPHPのバージョンだった
ロリポップで運用していたサイトがある日突然、500エラーになりました。
サイトもサーバーも特に何も変更していないにもかかわらずです。
この記事ではロリポップで500エラーが出た時の原因と対策、ロリポップを利用する危険性についても書かれています。
ロリポップは500エラーが出ると解析できない
ロリポップには500エラーになった時にユーザーが解析する手段が用意されていません。
本当に原因がわからない場合はサポートに連絡する仕組みになっています。
ロリポップサーバーにログインしてみると・・
ロリポップサーバーにログインし、状況を確認したところ、PHPのバージョンが全てPHP8に変更されていました。
新規に追加したサイトではないのに、全てのサイトがPHP8になっています。
PHP8が無い時代のサイトですので、PHP8にはもちろん対応していませんでした。
PHP7.4に戻すことでサイトが正常に表示されるようになりました。
なぜ一律PHP8に変更されたのか?
ロリポップは、今後サポートしないPHPバージョンを適用していたサイトは一律PHP8に変更したようです。
その影響でサイトが表示されなくなりました。
公式サイトを見ても、そのようなお知らせは見当たらないのですが、PHP8を標準サポートしたWordpress6.4がリリースされたタイミングで今回のような暴挙を行ったと考えられます。
ロリポップは長期的にサイト運用するにはリスクがある
さくらサーバーやXserverなどは古いPHPを使い続けることができますが、ロリポップはPHP7.4とPHP8.xしか選択できなくなりました。
古くからロリポップを利用していて、メンテナンスしていないサイトは強制的にPHP8に変更されたことによって500エラーになったサイトは少なくないと思います。
ロリポップは500エラーになった時の解析の手段が提供されていないのも問題ですが、勝手にPHPのバージョンを変更するのはいかがなものかと思います。
ロリポップはムームードメインで管理している独自ドメインを使っていないと、DNSレコードを変更できない制限もあります。
ロリポップは長く利用するには不安のあるサービスだと思いました。
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