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WordPressに必要なプラグインはコレだけでOK。必要な理由も説明します
WordPressが人気の理由の一つにプラグインが豊富なことがあります。しかし、便利だと思ってプラグインをたくさん入れてしまうと、Wordpressの速度が遅くなっていきます。
この記事では、Wordpressでサイト運営する時に最低これだけ入れておけばOKというプラグインを厳選してご紹介します。
私がどのサイトにもインストールしている必要十分なプラグインですので、無駄なものや入れることでトラブルが起きるものはありません。安心してインストールしてみてください。
こんな疑問にお答えします!
- 記事作成が楽になるプラグインを知りたい
- SEO対策の軽いプラグインを知りたい
- WordPressカスタマイズでPHPが編集できるプラグインを知りたい
- WordPressのセキュリティ対策のプラグインを知りたい
- WordPressの高速化できるプラグインを知りたい
記事作成
TablePress
ブロックエディタのTableは使いにくいですよね。動作が遅いし、思い通りにならないことが多いです。そんな時は、TablePressを使うことをおススメします。
TablePressは表をたくさん作ってしまうと編集するときに探すのが大変なのですが、ログイン状態で記事を表示するとそのまま編集できるリンクが表示されるのでとても便利です。
- 有効インストール数:800,000+
- WordPress バージョン:5.6またはそれ以降
Toolbar Publish Button
ダッシュボードの上部のツールバーにボタンを追加してくれるプラグインです。投稿を表示をツールバーに追加してくれるのがお気に入りです。記事を書いて表示させるときに地味に使いやすいです。
- 有効インストール数:9,000+
- WordPress バージョン:5.0またはそれ以降
Yoast Duplicate Post
既存の記事を複製してくれるプラグインです。記事複製をおこなって別の記事を修正していく方が速く記事が書けます。
他にも似たようなプラグインはありますが、ユーザーが多く古くから人気があるのがこのプラグインです。プラグインの名前にYoastとついてますが、Yoast SEOとは直接関係ありません。
- 有効インストール数:4百万以上
- WordPress バージョン:5.9またはそれ以降
Advanced Custom Fields
- 有効インストール数:2百万以上
- WordPress バージョン:4.7またはそれ以降
SEO対策
SEO SIMPLE PACK
Yoast SEOやAll in One SEOは無料では使える機能も少なく、設定もできませんが、SEO SIMPLE PACKは古き良きSEOプラグインのような無料プラグインです。まだ、機能は少ない(おそらく今後も増えない)ですがフックでカスタマイズできるのでやりたいことは殆どできます。
- 有効インストール数:50,000+
- WordPress バージョン:4.9またはそれ以降
PHPカスタマイズ
Code Snippets
Code Snippetsはfunctions.phpを直接編集せずに、PHPコードを追加できます。このプラグインを使うと子テーマが必要な場面は殆どなくなります。
- 有効インストール数:700,000+
- WordPress バージョン:3.6またはそれ以降
セキュリティ対策
SiteGuard WP Plugin
このプラグインは、セキュリティ対策として入れている人が多いと思います。ログインURLの変更やXMLRPCのOFFなど一つのプラグインで対応できるのでとても便利です。
WAFの除外などもこのプラグインで行えます。
- 有効インストール数:500,000+
- WordPress バージョン:3.9またはそれ以降
BBQ Firewall
WordPressのFirewallプラグインです。設定も無く、軽量なので入れておくことをおススメします。
- 有効インストール数:100,000+
- WordPress バージョン:4.6またはそれ以降
高速化対策(キャッシュプラグイン以外)
Autoptimize
Autoptimizeは常に最先端のサイト表示高速化技術が取り入れられています。
Autoptimizeはサイト高速化のためにとりあえず入れている人も多いと思います。最近ではテーマに同等の機能があり、必要ない(入れることで悪影響がある)テーマも増えてきていることから、以前のように必ず使うプラグインではなくなってきています。
- 有効インストール数:1百万以上
- WordPress バージョン:4.9またはそれ以降
Plugin Load Filter
プラグインは読み込むだけでサイトの表示が遅くなります。プラグインの数が増えてくると無視できなくなりPageSpeedInsightの結果が悪くなります。
全てのプラグインを全てのページで使うわけではないことを利用して、必要なプラグインだけ読み込むことで軽量化を図るのがこのプラグインです。
- 有効インストール数:9,000+
- WordPress バージョン:5.3またはそれ以降
Flying Scripts
javascriptの読み込みを遅延させるプラグインです。Page Speed Insightなどの点数を上げるために行います。コアウェブバイタルがSEOで重要視されるようになって、日本でも一気に広まった感じがあります。
SWELLには同等の機能がありますのでこのプラグインは不要ですが、そのほかのテーマではこのプラグインを使うとコアウェブバイタルの数値はよくなると思います。
高速化対策(キャッシュプラグイン)
LiteSpeedCache
LiteSpeed Serverを使っているサーバーでは、LiteSpeedCacheを使うのが素直だと思います。Autoptimizeにある機能と同等な機能(HTML圧縮、CSS圧縮、Javascript圧縮、画像遅延読み込み)がありますので、LiteSpeedCacheを導入するとその他の高速化プラグインを減らすこともできます。
- 有効インストール数:3百万以上
- WordPress バージョン:4.0またはそれ以降
Cache Enabler
軽量な静的キャッシュプラグインです。設定がシンプルなので多機能なキャッシュプラグインがイヤな人にお勧めします。
モバイル用のキャッシュを別に持てるので、wp_is_mobile()
関数を使っていても大丈夫です。
- 有効インストール数:90,000+
- WordPress バージョン:5.1またはそれ以降
画像圧縮(WebP変換)
ほとんどすべてのブラウザがWebPに対応しているので、画像圧縮はWebPに変換だけで考えれば大丈夫です。
WebP変換は無料だと変換の枚数制限があるものが多いですが、それだと使えないので無料で枚数制限のないWebP変換プラグインをご紹介します。
実は、WebPはロスレス圧縮だとそれほどファイルは小さくなりません。WebPでファイルサイズを小さくしたいのであればロス有りで変換する必要があります。
- EWWW image optimizer(ロスレス圧縮)
- WebP Express(ロス有り圧縮)
EWWW image optimizer
- 有効インストール数:1百万以上
- WordPress バージョン:5.8またはそれ以降
WebP Express
- Active installations:200,000+
- WordPress Version:4.0 or higher
バックアップ関係
UpdraftPlus WordPress Backup Plugin
バックアップのプラグインは、サーバー側のバックアップを補うために利用するのが正しい使い方だと思います。
サーバー側のバックアップデータは7日間しか保持していない場合に、バックアッププラグインでそれ以上に長い期間のバックアップを保持すると効率よくバックアップができます。
サーバーのハッキングにあうとサイトのデータを丸ごと消されてしまう場合がありますので、保存する場所も考えた方が良いです。
- 有効インストール数:3百万以上
- WordPress バージョン:3.2またはそれ以降
ドメイン、テーマなどを変更した時に使用する
Regenerate Thumbnails
テーマを変更すると使用する画像のサイズ(サムネイルサイズ)が変わります。サムネイルを再生しないと画像がぼやけてしまうという現象はそれが原因です。
テーマ変更時はとりあえず実行するプラグインです。このプラグインには、使用していない画像を削除してくれる機能があります。この機能はよくわからない人は使用しない方が良いです。今のテーマのサムネイルサイズの定義と異なるサムネイルサイズの画像を一律削除してしまうため、過去の記事内の画像が表示されなくなることがあります。
- 有効インストール数:1百万以上
- WordPress バージョン:4.7またはそれ以降
Better Search Replace
データベース内の文字列を置換したい場合に使用します。ドメイン変更時に新ドメイン名に置換する時に重宝します。
- 有効インストール数:1百万以上
- WordPress バージョン:3.0.1またはそれ以降
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