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【事例】mixhostでメールスパム送信が起きて厳しくメール送信制限になった

mixhostは日本のサーバーの中でもセキュリティ対策が強力な方だと思います。
理由は簡単で、cPanelを使っているからです。
mixhostはファイルに対して常にマルウェアスキャンを実行しており、不正なファイルはすぐに無効化されます。
この記事では、セキュリティ対策が強力なmixhostを使っていたのに、メールスパム送信が起きて厳しくメール送信制限になった時の話をご紹介します。
cPanel経由でメールアカウントが追加されてスパムメールの踏み台に
昨日、mixhsotのサーバーから大量のメール送信が行われてサーバーのメール送信機能がほぼ停止状態にされてしまいました。
実は、Wordpressサイトがハッキングされて、メール送信の踏み台になる事例は少なくありません。
しかし、cPanelが強力に不正ファイルを除去してくれるため、cPanelを使ったmixhostではサイトがハッキングされることは稀なのです。
今回のケースは、Wordpressサイトのハッキングではなく、cPanelにログインされてそのままメールアカウントを追加されてしまったようでした。
そうなると防ぎようがありません。
cPanelにセキュリティホールがあるのか、cPanelのIDとパスワードが流出したとしたか考えられません。
cPanelを使っていることで、Wordpressと同じく狙われやすいということを改めて認識した事例でした。
cPanelを使わないことがセキュリティ対策になる
逆説的だけど、メジャーな製品を使うのはセキュリティリスクが増える
サーバーのコンパネに勝手にログインされてメールアドレスを追加されるというのはかなりハードな事例です。
パスワードの流出経路がよくわからないので、mixhostのサーバーを復旧させるのは簡単ではなさそう。
サーバーのメール送信機能に制限が加えられているので、回避するには次の2択になります。
- SMTPサーバーを別に立てる
- サーバーを移転する
別のSMTPサーバーを立てるのと別サーバーに移転するので工数が変わらなかったので、mixhostを捨てて、別のサーバーに移転することにしました。
移転先の候補はcPanel以外であればどこでもいいと思ったので、50%キャッシュバック キャンペーンを行っていたXserverを移転先に選びました。
エックスサーバーは、二段階認証もあるので、勝手にサーバーにログインされることはまずありません。
まとめ
企業などで独自ドメインのメールアドレスをレンタルサーバーで利用している場合は、レンタルサーバーでメール送信制限をされるとビジネスそのものに影響が出てしまいます。
cPanelを使ったハイコストパフォーマンスのサーバーが増えてきていますが、cPanelは世界中で利用されており狙われやすいという欠点があります。
企業などで独自ドメインメールを導入する場合は、独自のコンパネを持つレンタルサーバーを利用する方が信頼性が高いと思います。
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