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XFreeは優秀な無料サーバー!だけどおススメできない理由

XFreeはXserver系列の無料サーバーで無料サーバーとしてはとても優秀です。
しかし、喜んで使っているとあとでひどい目にあいますので注意が必要です。
XFreeの最大の欠点は?
最大の欠点は、ストレージが2GBしかないことです。
2GBすべて使えるわけではなく、実際に使える容量はもっと小さいです。
最近のWordpressテーマやプラグインはファイルサイズが大きく、すぐに2GBを使いきってしまいます。
ストレージが不足したから他のサーバーに移転したいと思った時には時すでに遅しです。
空き領域が無いため、バックアッププラグインを動かしてバックアップデータを作ることができません。
バックアップデータを取得できないとFTPで全てのファイルを直接ダウンロードする必要があり、移転作業が急激に難しくなります。
そうなると、FTPでファイルをコピーして、データベースを自分で移転する必要がありますので、何をやっているのかよくわからなくなります。
では、サーバーの容量を増やすためにアップグレードできるかと言えば、XFreeは有料プランがありませんので、サーバー容量を増やすことも出来ません。
XFreeの無料サーバーは2GBの無料領域があるため、WordrpessサイトのWeb制作で制作中のサーバーとして使用している制作者もいます。
そういう制作者はあまり知識が無いので、サイトが完成して他のサーバーに移そうと思った時には手遅れで、バックアップデータを取得できるだけの空き領域が無いことが殆どです。
XFreeのサイトは海外から表示できない
XFreeで制作したサイトは、海外から表示できない(403)になるケースが殆どです。
外国からの利用を制限したいためだと思いますが、正直ナンセンスです。
公式は、海外からのWeb表示の制限をしていないといっていますが、実際には表示されません。
IP判定をかいくぐるにはVPNを使う必要がありますが、IPの判定が厳しいので日本に設置されているVPNでアクセスしても表示されないことが殆どです。
XFreeのスペック
XFreeはFTPアカウントが国内アクセスに限定されている点、注意しましょう。
コマンド実行をともなうPHPの実行は全くできません。
DB容量は100MBとなっていますが、実際には100MBを超えても大丈夫です。

無料サーバーを使うぐらいなら低コストの有料サーバーを使いましょう
XFreeを使うぐらいなら、少しの料金でまともなサーバーが使えますので、有料サーバーを検討しましょう。
無料のサービスは何でもそうですが、他のサービスに移転する時に移転しにくくなっています。
移転プラグインが使えない、サーバーの容量が小さい、ダウンロード帯域が異常に細いとか。
移転する可能性を考えているのならば、最初から無料サーバーを使うのは止めましょう。

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