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制限緩めのmixhostでもリソース使い過ぎで理不尽な追い出しがある

mixhostは制限が緩いサーバーとして有名で、公式サイトにも以下のように書かれております。
リソースを使いすぎるとどうなりますか?
mixhostのポリシーを超えるリソースを利用された場合、上位プランのご提案、またはリソース使用量の削減依頼を行わせていただきます。
通常は一定の猶予期間を設けさせていただきますので、期間内にご対応をお願いいたします。
mixhostではお客様のWebサイトの重要性を認識しており、可能な限りWebサイトの運用への影響を避けるため、可能な限り予告のないサービスの利用制限は実施いたしません。
ただし、他のお客様に非常に大きな影響がある場合など、緊急性の高い場合のみサービスの利用制限を実施させていただく場合がございます。
https://help.mixhost.jp/hc/ja/articles/115003733111
この文言を見ると、突然リソース制限を加えられるケースは稀で、削減依頼が来たらユーザーが問題に対応するというスタンスです。
他のサーバーと比べるとmixhostは寛容に見えるので、安心して利用しているユーザーも多いと思います。
mixhostからCPUの使い過ぎでfaultsになったから、削減の依頼が来て、あなたのサーバーは他にマイグレーションするという連絡が突然来ました。
また、マイグレーション後にリソース制限を加えるという通達も含まれておりました。
公式サイトに書かれているような猶予期間はなく、一方的な内容でした。

mixhost マイグレーション実施後のリソース制限で起きたこと
制限の内容は事前通告もなく、mixhostが勝手に決めた制限をライブサイトにいきなり適用してきました。
制限の内容ですが、CPUとProcess数とEntry Processの3つがなんと契約スペックの1/8=12.5%に制限されました。
制限を加えられた瞬間からサイトが503になったり、表示が異常に遅くなり、まともに使えるレベルではなくなりました。
もともとプレミアムプランのユーザーはvCPUは8になっており、CPUの使用率は800%がmaxになっています。それが1/8になっているので、vCPUが1つと同じ状況。
vCPUが1だと、スタンダード以下ですから、どう考えても厳しい。
また、プロセス数の制限も猛烈に効いていて、まともにサイトが動かない状況になりました。
理不尽なリソース制限とmixhostに抗議したら緩和される
マイグレーション後に制限を加えて1週間程度問題なければ、制限解除といわれていました。
その制限はとても厳しく、制限された瞬間から常時faultsしており、どうにもならない状況。
こんなの聞いてないし、不可能だと抗議したら、1/8から1/3程度まで緩和されました。
mixhostも所詮は共有サーバー
Cloudlinuxなので他のユーザーとリソースを取り合わないというのがmixhostの売りのはずでしたが、結局は共有サーバーなのでリソースの限界まで使用するユーザーには罰を与えるというのが現実のようです。
リソース利用量の目安はありますか?
mixhostではリソースの公正利用ポリシーを透明性を持って運用する観点から、目安を公開いたします。
https://help.mixhost.jp/hc/ja/articles/115003733111
リソース利用量の目安は書かれている雰囲気になっていますが、実際には以下のような表現でけむに巻いています。
CPU
個人及び中小企業のWebサイトを運用されているお客様が、CPUのポリシーを超えることは非常に稀で、99%以上のお客様は該当することはありません。
https://help.mixhost.jp/hc/ja/articles/115003733111
どこを見てもCPUのポリシーは書かれていません。
mixhostは高負荷にするユーザーを結局は追い出したいだけ
mixhostの公式に書かれているように、高負荷のユーザーには猶予期間を設けて対応をお願いするのであれば、わたしも不満はないのです。
今回私に起きたことです。
- なんどかfalulsが発生
- 突然マイグレーションの連絡が来て、マイグレーション後に制限を加えると言われる
- 負荷削減の対応済みという連絡をする
- マイグレーションが行われる
- マイグレーション後に1/8のリソース制限が加えられる
- まともにサイトが表示されなくなる
- 抗議をしたら1/3に緩和される
- 経過観察中⇐今ここ
そもそもなぜマイグレーションが前提なのか理解できません。
問題が解決するならマイグレーションは不要なはずです。
マイグレーション前に問題が解決しているのに、マイグレーションを決行して、かつ、マイグレーション後に制限を加えてありもしない問題を解決しなければならないように見せるのは、ユーザーを追い出したいのかと考えてしまいます。
mixhostは契約プランのリソースをフルに使えない
mixhsotの契約プランはvCPUやメモリがプラン毎に違います。料金プランが上がるほど使えるリソースは増えます。
サーバーは同じだと思うので、プランの違いはサーバー1台当たりの収容人数の違いだと思います。
今回、なんで警告が来たのか全く理解できていません。
たまたまmixhostのサポートが見た時に、CPUが3回 faultsした日だっただけなのに、リソースを使いすぎで他のユーザーに影響があるという言い分です。
そのfaultsは単発で起きており、全く継続していませんし、そもそもfaultsしているのですから他のユーザーに影響はないハズです。
cloudlinuxで他のユーザーの影響も受けないし、影響を与えないというのがmixhostのセールスコピーですが、現実は違うようです。
mixhostのリソースリミットは飾りであり、限界まで使われると他のユーザーに影響がでるようです。
他のユーザーに影響を与えないためのリミットだと思うのです。
もしそのリミットが違うというのであれば、もともとそのリミットに設定しているのがおかしいのです。
契約上、vCPUが8個使えるといっているからリミットが800%に設定されているけど、限界まで使うのは使いすぎというのはナンセンスです。
もし、今回制限を加えた30%リソース制限がmixhostの共用サーバーが耐えられる1契約あたりの本当のリミットなのだとしたら、もともとそのリミットにすべきでしょう。
ラッコサーバーは同じcPanelを使ったサーバーですが、リミットまでの95%に張り付いている場合に警告がくることになっており、とても明確に基準が書かれています。
少なくともmixhostのように属人的な判断はしていません。

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