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さくらサーバーはコスパ良いけど激重サーバー!本当のおススメは?

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さくらサーバーは老舗のレンタルサーバーです。

エックスサーバーがサービスを開始するより前からサービスを提供しており、信頼性や技術力も高いレンタルサーバー会社の一つです。

しかし、最近レンタルサーバー会社が増えてきており、世界標準のcPanelを導入しているCloud Linuxサーバーが日本でも増えてくるに従い、さくらサーバーを選ぶ理由は無くなりつつあります。

この記事ではさくらサーバーのメリット・デメリットについてまとめてみたいと思います。

この記事の内容

さくらサーバーを選ぶメリット

有名で信頼性も高いのに低価格プランがある

さくらサーバーはXserver以上に歴史があり、会社の信頼性も高いです。

低価格から利用できる料金プランが魅力です。

月額425円~のスタンダードプランからWordpressが使え、マルチドメインにも対応、SSDも300GBもあります。

さくらサーバー料金プラン

WordPressを使えないライトプランでも、SQL Liteを使ってWordpressを動かすことができます。

コントロールパネルが使いやすい

さくらサーバーは古いコンパネからリニューアルしてから使いやすくなったと思います。

特に、www有り無し、httpsへのリダイレクトなどをコンパネから指定できるのはさくらサーバーだけだと思います。

SSL証明書を持ち込める

XserverはSSL証明書の持ち込みに対応していませんが、さくらサーバーはSSL証明書の持ち込みに対応しています。

Xserverには事前SSL認証の仕組みがありますが、さくらサーバーにはそのような仕組みはありません。

しかし、無料のSSL証明書を持ち込むことで、事前SSL認証と同じことができます。

有料のSSL証明書じゃなくても、Lets encryptの無料証明書でも持ち込めます。

さくらサーバーを選ぶデメリット

WordPressサイトの表示が遅い

さくらサーバーは、Wordpressの表示が速くなったと宣伝していますが、他社のサーバーと比べるとかなり遅く感じます。

Elementorなどを使ったサイトは読み込みが遅く、なかなか表示されません。

XserverやcPanelのCloudlinuxサーバーのサイトと比べると、同じ料金ならさくらサーバーを選ぶと後悔します。

マルチドメインでドメイン毎にメールアドレスを作成できない

上位プランの場合は当てはまりません

ご契約されているプランが「ビジネス」「ビジネス プロ」「マネージド」であれば、作成したユーザ名とは別でドメイン名まで含めたメールアドレスの名称を定義できるため、ドメイン毎のメールアドレスの運用が可能です。

他のサーバーからさくらサーバーに引っ越してきて、一番驚くのがメールアカウントのわかりにくさです。

さくらサーバーではドメイン単位でメールアドレスを作成できません。

例えば、[email protected]というメールアドレスを作成したいとしても、ドメイン毎にメールアカウントを分けられないので、マルチドメインの[email protected][email protected]のメールも同じメールアカウントで受信できてしまいます。

サーバーに設定されたドメインが 「example.sakura.ne.jp」「example.jp」「example.com」で、
メールアカウント「abc」を追加した場合

以下3種類のメールアドレスが利用可能です。

これらのメールアドレスは、メール受信時に全て「abc」のメールボックスに受信されます。

この時、「[email protected]」「[email protected]」をそれぞれ別メールアドレスとしてメール設定をしても、受信したメールが保存されているディレクトリは同じ「abc」なので、いずれのメール設定においても両方のメールアドレスに宛てたメールを受信してしまいます。

メールアドレスとメールボックスの例

これは強烈に使いにくい仕様です。

ドメインを一つだけ使用しているサーバーでは気が付かないのですが、ドメインを複数追加した時に問題になります。

さくらサーバーでは、プランをアップグレードすればドメイン単位でメールアドレスを作成することができます。

メールを中心に利用している人にとってはかなり不便な仕様でしょう。

バックアップの仕組みがわかりにくい

Xserverなどでは自動で14日間のバックアップを取得してくれます。

一方、さくらサーバーでは自分で設定しないとバックアップが取得できません。

また、バックアップの設定も初心者にはわかりにくいです。

バックアップの設定を行わずに利用し、トラブル発生時にバックアップ設定をしていなくて途方に暮れる人も多いです。

バックアップはユーザー領域とは別のディスク容量を食いますので、さくらサーバーは積極的に利用してほしくないのかもしれません。

さくらサーバーから移転するならどこがおススメか?

月額1000円程度の予算

Xserverでいいでしょう。

どのサーバーを選ぶのか迷ったらとりあえずXserverを選んでおけば間違いありません。

他のサーバーからの乗り換えなどXserverを初めて使う場合は、キャンペーンで割安で使えますので、他のサーバーに最終的に乗り換えることになっても、それまでの期間は通常の価格よりも安く使えます。

月額500円程度の予算

CORESERVERがおススメです。

まとめ

何らかの政治的な理由がない限り、さくらサーバーを選ぶ理由は無いでしょう。

企業などで使うのであれば、メール機能が強いサーバーか、Xserverを選ぶでしょう。

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この記事を書いた人

サーバーソムリエのアバター サーバーソムリエ レンタルサーバー鑑定士

国内のあらゆるレンタルサーバーを使用、管理した経験があります。サーバー選びからWordpressを使ったサイト運営まで丸っとお任せください。あなた様のご希望にそった本当に使える最適なサーバーをご紹介します。

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