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大塚商会のアルファメールプレミアでサイト表示不可!原因は.htaccessの機能制限
大塚商会のレンタルサーバーと聞いて、大塚商会のレンタルサーバー?と思う人は多いかもしれません。
実は、大塚商会のレンタルサーバーであるアルファメールプレミアは、メールの使いやすさに定評があり、法人の利用が多いサーバーです。
ただ、アルファメールプレミアは今どきのレンタルサーバーと比べると機能や性能は時代遅れになっています。
例えば、エックスサーバーなど高性能な環境で作成したサイトをアルファメールプレミアに移転すると表示速度が極端に遅くなります。
それ以外にも、アルファメールプレミアには制限があり、特に問題になりやすい点(地雷)をまとめておきます。
アルファメールプレミアは.htaccessに制限がある
WordPressサイトで.htaccessに記述を追加するタイプのプラグインを有効化すると、突然サイトが表示されなくなったりします。
実は、アルファメールプレミアで使える.htaccessの記述には制限があります。
許されている.htaccessのすべての記述が使えるわけではありません。
.htaccessは利用できますか?
https://www.alpha-prm.jp/faq/web/000243.html
AuthConfig、FileInfo、Limitオプションが利用可能です。(2022年10月14日更新)
ただし、FileInfoオプションは、cgi-bin配下ではご利用になれません。
有効化すると高確率で500エラーが発生するプラグインやその機能
.htaccessにセキュリティ対策の内容を書き込むタイプのプラグインは高確率で500エラーが起きます。
実際に500エラーになったプラグインはこちらです。
- Wordfenceのファイアウォール最適化を有効化
- マルウェアスキャン
.htaccess起因のエラーが起きた時の対処方法
FTPやファイルマネージャーから問題となったプラグインを無効化しても500エラーは解消しません。
なぜなら、問題の記述が.htaccessに残ったままになってしまっているからです。
まず、最初に行うのは、.htaccessの名前を変更してみることです。
それでサイトが表示できたら、.htaccessの記述に問題があることがわかりましたので、元に戻しましょう。
.htaccssを開いて、プラグインが追加した記述をすべて削除しましょう。
その後、サイトが表示されると思います。
ダッシュボードにログインして、問題のプラグインを無効化し、削除しましょう。
削除してしまった.htaccessの記述はプラグインの設定を開いて保存すれば、再度追加されます。
Wordfenceのfirewall最適化の場合も対応は同じです。
.htaccessから記述を削除すればfirewall最適化は無効になります。
まとめ
アルファメールプレミアは時代遅れのサーバーですので、すべてのプラグインが使えるわけではありません。
もし、プラグインを有効化して500エラーになった場合は、.htaccessの記述を削除してみてください。
どうしてもそのプラグインを使わなければならない時は他のサーバーに移転するなど検討が必要になります。
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