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ネームサーバー切り替え時のダウンタイム・DNS浸透時間を無くす方法

ネームサーバーを切り替えるとサイトの表示が切り替わり、安定するまで1日程度かかります。
この時間はDNS浸透時間と言われて無くすことができないと言われています。
この時間はネームサーバーを切り替えることで発生するので、ネームサーバーを変えずにDNSレコードを書き換えると高速に切り替わります。
この記事ではネームサーバー切り替え時の切り替え時間を短くする方法をまとめてみたいと思います。
DNS浸透時間を無くすネームサーバー切り替え手順
ポイント
- ネームサーバー切り替え時に、切り替え前後で同一のDNSレコードになるようにする
- ネームサーバーが切り替わるまでの時間は無くせない
- ネームサーバーが切り替え終わった後にDNSレコードを書き換えればすぐに反映される
STEP
移転元⇒移転先にDNSレコードをコピーする
- 移転先のDNSレコードを画像キャプチャ+テキストで保存しておく
- 移転先のDNSレコードを移転元のDNSレコードと同じように設定する
STEP
ネームサーバーを切り替える
DNSレコードが移転元と移転先で同一であることを確認してネームサーバーを切り替える
ネームサーバーが切り替わるまで1日程度かかります。
ネームサーバー切り替え前後でDNSレコードが同一なので切り替えの影響は見えません。
STEP
移転元⇒移転先にサーバーの内容をコピーする
移転元のサイトのデータを移転先にコピーする。
ファイル一式やDBを移転先のサイトにコピーします。
サイトの表示が正常に行えることを、hostsファイルでIPアドレスを変更して確認する
STEP
移転先のDNSレコードを元に戻す
移転先のDNSレコードを変更前のものに戻す。
ネームサーバー変更せずにDNSレコードを書き換える場合は変更内容はすぐに浸透する
まとめ
DNS浸透時間が発生するタイミングでサイトの切り替えを同時に行うとサイトの切り替えに時間がかかってしまう。
切り替え前後のDNSレコードを同じにしてネームサーバーを切り替え、その後DNSレコードを差し替えることでサイトの切り替わりがすぐに完了できる。
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