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Cloudflare CDN導入してもWordPressサイトが高速化しない理由

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Cloudflare CDNは無料でも導入できるCDNサービスです。

CDNというのは、世界中のエッジサーバーにデータをキャッシュして、近くのエッジサーバーから配信してくれる仕組みです。

この記事の内容

Cloudflare CDNを導入することで得られるメリット

Cloudflare CDNを導入することで得られるメリット
  • レンタルサーバーの転送量削減
  • サーバー負荷の削減
  • サイト表示の高速化
  • IPアドレスの秘匿化

Cloudflare CDN導入で発生するデメリット

Cloudflare導入時は、以下のデメリットを回避していく必要があります。

Cloudflare CDN導入で発生するデメリット
  • Cloudflareのアカウント作成が必要
  • DNSゾーンの書き換えなどある程度のサーバー周りの知識が必要
  • デフォルトだと動的ページがエッジサーバーにキャッシュされない

Cloudflare CDN導入してもWordpressサイトが高速化しない理由

Cloudflare CDNは動的ページをデフォルトではキャッシュしません

WordPressサイトは動的にページを生成する仕組みです。

Cloudflare CDNは、デフォルトでは静的ページやファイルだけをキャッシュするようになっています。

WordPressのように毎回動的にページを生成する場合はエッジサーバーにキャッシュされません。

つまり?

WordPressサイトにCloudflare CDNを適用しても、CSSやjsファイル、画像などはキャッシュされますが、肝心のページ生成結果はキャッシュされないのです。

画像が大量にあって、アクセス数が多いサイトであればある程度の効果はあるでしょう。

しかし、画像があまりないサイトの場合は、結局は自分のサーバーがページを生成するまでサイトは表示されないので高速化の恩恵は得られません。

Cloudflare CDNで動的ページをキャッシュさせるには?

Cloudflare CDNでも動的ページをキャッシュさせることは出来ます。

ただし、ページルールを設定を追加する必要があり、初心者には難しいのです。

代わりにSuper Page Cache for Cloudflareプラグインを使いましょう。

Super Page Cache for Cloudflareの使い方

細かい設定は色々ありますが、初期設定から変更が必要な部分だけ説明します。

Generalタブの設定

Generalタブはプラグインを動かすために必要なCloudflare API接続情報を設定します。

プラグインはCloudflareのAPIを使用しますので、Cloudfare API Keyの情報が必要です。

Cloudfare API Keyを取得する

Cloudflareにログインして、Webサイトメニューから、設定するドメインを選択します。

Get your API tokenというリンクが右側のサイドバーにありますので、そちらからAPI keyを取得します。

Cloudfare API Keyをプラグインに設定する

Cloudfare API Keyを取得したらコピーして、プラグインの設定画面に貼り付けます。

プラグインの設定画面のGeneralタブを開くと、Cloudflare e-mailとCloudflare API Keyを入力する欄がありますので、Cloudflare e-mailはCloudflareのログインメール、Cloudflare API keyは先ほどコピーしたAPI keyを貼り付けます。

入力すると、Cloudflare Domain Nameからドメインを選べるようになりますので、ドメインを選んで設定を保存します。

Cacheタブの設定

FALLBACK PAGE CACHINGを無効にする

他のページキャッシュプラグインを使っている場合は、FALLBACK PAGE CACHINGは無効のままで大丈夫です。

ページキャッシュプラグインを使っていない場合も、FALLBACK PAGE CACHINGは使わない方が良いかもしれません。

BROWSER CACHINGを有効にする

BROWSER CACHINGは、他のキャッシュプラグインで有効にしていない場合は有効にします。

Advancedタブの設定

初期状態から変更しなくて大丈夫です。

Enable preloaderは無効のままにする

特にEnable preloaderを有効にするとサーバーの負担が大きくなりますのでOFFにします。

設定は以上で完了です。

Super Page Cache for Cloudflareのトラブル対処方法

Super Page Cache for Cloudflare導入後に、ドメイン変更、www有り無しなどを変更すると、Cloudflare APIと接続できなくなります。

  • ドメインを変更したらCloudflareのAPI接続が出来なくなった
  • 接続先のドメインに自分のドメインが無い

一度、プラグインを削除して、再インストールしましょう。

まとめ

Cloudflare CDNを導入して、Wordpressサイトの動的ページもキャッシュしたい場合は、Cloudflare APIを使って自動的に設定してくれるプラグインを使うと、簡単に設定できますのでおススメです。

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この記事を書いた人

サーバーソムリエのアバター サーバーソムリエ レンタルサーバー鑑定士

国内のあらゆるレンタルサーバーを使用、管理した経験があります。サーバー選びからWordpressを使ったサイト運営まで丸っとお任せください。あなた様のご希望にそった本当に使える最適なサーバーをご紹介します。

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