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Googleタグマネージャーを使ってポーランドからのアクセスをGA4に記録しない方法

Flag of Poland

この記事は約4分で読めます。
本文は約2497文字です

GA4のアクセス解析で急にアクセスが増え、にポーランドからの偽物のアクセスが急増している人は多いと思います。

不審なリファラー
  • news.grets.store(ロシア:モスクワ)
  • info.seders.website
  • kar.razas.site
  • rida.tokyo
  • static.seders.website
  • game.fertuk.site
  • ofer.bartikus.site
  • trast.mantero.online

他の記事でも書いたのですが、ポーランドからの急激なアクセス増加は偽物のアクセスであって、GA4タグだけを読み込むことで発生しているので、実際にサイトにアクセスがあるわけではないのがポイントです。

ですので、サーバー側でアクセスをブロックするという方法は使えません。

GA4でのリファラー対策も不安定なケースもあるので、この記事ではGoogleタグマネージャーを使った別の方法をご紹介します。

Googleタグマネージャーを使ってない人はこちらの記事を参考にしてください。

この記事の内容

GoogleタグマネージャーでGA4に記録したくないリファラーを除外する

GA4だけを使用している場合には使えないのですが、Googleタグマネージャー経由でGA4を使っている場合には複雑なことができます。

考え方はシンプルです。

Googleタグマネージャーはタグをトリガーする時に例外を指定することができます。

Googleタグマネージャー経由でGA4(Googleタグ)をトリガーしている場合、GA4を起動したくない場合はトリガーする条件で除外してあげればよいわけです。

トリガーする条件の例外に除外したいリファラーを指定し、条件に一致したら例外としてGA4を起動しません。

STEP

ユーザー定義変数を新規作成します

①変数をクリック

ワークスペースの左側にある変数をクリック

②新規をクリック

③変数タイプを選択をクリック

変数タイプを選択して設定を開始の付近をクリック

④変数タイプを選択

HTTP参照をクリック

⑤変数の設定を行う

  1. 要素タイプ:ホスト名
  2. wwwを削除にチェック
  3. 保存をクリック

⑥ユーザー定義変数に追加されたことを確認

STEP

トリガーを新規作成

①トリガーをクリック

ワークスペースの左側にあるトリガーをクリック⇒新規作成をクリック

②トリガーのタイプを選択をクリック

トリガーのタイプを選択して設定を開始の付近をクリック

③トリガーのタイプを選択

初期化をクリック

④トリガーの設定を行う

トリガー名はわかりやすい名前でよい:Block Ghost Traffic Trigger

このトリガーの発生場所:一部の初期化イベント

  • HTTP参照
  • 含む
  • news.grets.store|info.seders.website|ofer.bartikus.site|game.fertuk.site|garold.dertus.site|kar.razas.site

除外するホスト名は、一行に1ホスト名の指定でもいいが、|(パイプ)でつなげばOR条件として1行で書ける。

STEP

GA4タグの例外を設定する

①タグをクリック

ワークスペースの左側にあるタグをクリック⇒タイプがGoogleタグ(GA4)のもをクリック

②トリガーの例外を追加

トリガー領域にある例外を追加をクリック

③トリガーの例外が追加されたことを確認

STEP

ワークスペースを公開する

参考:https://www.linkedin.com/pulse/new-solutions-newsgretsstore-other-ghost-spam-referral-james-gray-miwme?trk=article-ssr-frontend-pulse_little-text-block

タグマネージャーを使っている他のサイトに簡単に設定する方法

タグマネージャーは設定をエクスポートできるので、一つのサイトに設定した内容を他のサイトに適用するのは簡単です。

STEP

コンテナをエクスポートする

①管理⇒コンテナのエクスポートをクリック

②トリガーと変数をエクスポート

Block Ghost Trafic TriggerとHTTP参照をチェック

STEP

コンテナをインポートする

③管理⇒コンテナのインポートをクリック

④管理⇒コンテナのエクスポートをクリック

コンテナファイルを選択エクスポートしたjsonファイル
ワークスペースを選択既存⇒Default Workspace(違う場合はそれを選ぶ)
インポートオプションを選択統合
矛盾するタグ、トリガー、変数を上書きする
STEP

Googleタグに例外のトリガーを設定

⑤Googleタグにインポートしたトリガーを例外として追加

[タグ]⇒Googleタグをクリック

例外を追加をクリック

⑥例外に追加されていることを確認

STEP

公開する

まとめ

GA4でリファラーを除外する方法だと、GA4が起動した後の処理になりますので、思ったような動きをしないことが多いです。

Googleタグマネージャーを使ってGA4をトリガーするのであれば、トリガーしない例外を追加してあげればGA4そのものが起動しなくなるのでデータ収集が行われません。

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この記事を書いた人

サーバーソムリエのアバター サーバーソムリエ レンタルサーバー鑑定士

国内のあらゆるレンタルサーバーを使用、管理した経験があります。サーバー選びからWordpressを使ったサイト運営まで丸っとお任せください。あなた様のご希望にそった本当に使える最適なサーバーをご紹介します。

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