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Cloudflare DNSのAレコード変更後もサイトが切り替わらない時の解決方法
Cloudflare DNSを使っているサイトで、サーバーのAレコードが変更になった時がありました。
サーバーのAレコードが変更になると当然サイトは表示されなくなります。
Cloudflare DNSのAレコードを新しいIPアドレスに変更すればいいだけなのですが、Aレコードを変更してもキャッシュが影響してサイトが切り替わりませんでした。
いろいろなキャッシュが考えられるので、順番に対処していくことにしました。
- PCのDNSキャッシュ
- public DNSのキャッシュ
- ブラウザキャッシュ
- サイトのキャッシュ
- Cloudflareのキャッシュ
TOPページだけ表示されない現象になる
サーバーのIPアドレスが変更になったため、ドメイン直打ちでサイトを表示させた時に、サーバーにドメインが無い時の表示が出ました。
運悪く、その表示がキャッシュされてIPアドレス変更後もTOPページだけその表示から変わりませんでした。
別のページは表示されます。
また、クエリパラメータを追加してアクセスすると、TOPページも表示されます。
このことから、IPアドレスは正しく変更されているけど、TOPページのURLの結果だけ、どこかにキャッシュされていることがわかります。
キャッシュクリアのためにやったこと
IPアドレスは変更されているのに、IPアドレス変更後のサーバーに接続しに行く前に、以前の結果を読み込んで表示しているように見えました。
ですので、ブラウザかcloudflareが怪しいことになります。
Cloudflareキャッシュをクリア
Cloudflareにログインしてキャッシュを手動で削除しました。
効果がありませんでした。
スーパーリロード
URLがTOPページになると、別のURLに飛ばされてしまうので、あまり意味がありませんが、ブラウザのキャッシュを無効にするためにスーパーリロードを実施。
効果がありませんでした。
シークレットウィンドウで確認
ブラウザキャッシュを無効にするため、シークレットウィンドウで確認。
効果がありませんでした。
最終手段:CloudflareのDNS proxyを一度無効にする
CloudflareのDNS proxyを無効化して、IPアドレスがそのまま見えるようにします。
そうすると、素直にTOPページが表示されるようになりました。
その後は、DNS proxyを有効化しても、正常に表示されるままになり、解決です。
Super Page Cacheプラグインの不具合の可能性
Cloudflareのキャッシュを有効に使えるSuper Page Cacheプラグインがあります。
このプラグインは、v5に最近アップデートがあって、すったもんだがありました。
プラグインのバージョンアップの影響で、Cloudflare APIの連携が外れてしまっている可能性があります。
再度Cloudflare APIとの連携をやり直して、キャッシュをテストして問題なければ大丈夫です。
まとめ
CloudflareのDNSは優秀なので、一瞬でAレコードの変更が伝搬するはずですが、変なキャッシュが効いて正しいページが表示されなくなることがあります。
その場合は、一度DNS proxyをOFFにしてみましょう。
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